「台湾万葉集」物語 (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
万葉の流れこの地に留めむと生命のかぎり短歌詠みゆかむ――植民地下に日本語で育った台湾の人たちが大衆歌集『台湾万葉集』を編んだ.諧謔に富む130首の歌を紹介し,激動の歴史を生きぬいてきた彼らの心情にふれる.
内容(「MARC」データベースより)
日本は日清戦争以後、50年間台湾を植民地として統治。日本教育を受けた台湾万葉の衆は嬉しきにつけ悲しきにつけ短歌を詠んできた。この台湾万葉集を通して、二十世紀に台湾に生きた人々の思想と生活と歴史的事情を汲み取ってほしい。〈ソフトカバー〉
台湾文学史 (-)
内容(「MARC」データベースより)
オランダ、スペイン、日本の侵略・統治を経て、長年統治者の言語での創作を強いられていた台湾。祖国復帰後は欧米文学と日本文学の精華を吸収し台湾独自の性格を鮮明にうち立てた台湾文学史のアウトラインを書く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
沢井 律之
1956年生。神戸大学大学院博士課程修了。光華女子大学助教授。著訳書『よみがえる台湾文学』(共著、東方書店)、『台湾新文学と魯迅』(共著、東方書店)、『台湾文学研究の現在』(共著、緑蔭書房)、『日本語を考える』(共著、ナカニシヤ出版)、『バナナボート』(共訳、宝島社)、『台湾文学の諸相』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
酔花集―インド学論文・訳詩集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
幻の名著『印度さらさ』を中心に、インド文学の香り高い優美な論考と、サンスクリット詩の流麗な訳詩集とを収める珠玉のインド・アンソロジー。
内容(「MARC」データベースより)
幻の名著「印度さらさ」を中心に、インド文学の香り高い優美な論考と、サンスクリット詩の流麗な訳詩集とを収める、珠玉のインド・アンソロジー。昭和49年刊の新版。
アラビア人文学 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『コーラン』と『アラビアンナイト』だけがアラビア文学ではない。では私たちは他に何を知っているだろう。アラブ諸国の人と文化を、必要最小限理解しているだろうか。本書には世界史をリードし続けてきたイスラーム文化の多彩で高度な達成が博く展望されており、西欧文明とはまた異質のアラブ文化の根本的パラダイムが明快に描出されている。世界的権威による最も信頼できるアラビア人文学の概説書。
『アリランの歌』覚書―キム・サンとニム・ウェールズ (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
朝鮮人革命家キム・サンの波瀾に満ちた半生を語る『アリランの歌』成立の真相と著者二人の実像に迫るドキュメント・評論を集成.ニム・ウェールズと李恢成の対談をはじめ『アリランの歌』補遺ノート等を収めた.
内容(「BOOK」データベースより)
朝鮮人革命家キム・サンの波瀾に満ちた半生を語る『アリランの歌』成立の真相と作者の実像に迫るドキュメント・評論を集成。渾身のニム・ウェールズ論(李恢成)をはじめ、ニム・ウェールズと李恢成の対談、『アリランの歌』補遺ノート、キム・サンの評伝等を収録。
掟 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
その小男がやって来た日からおれたちの村は変わっていった…幼い少年の眼を通して描かれる神と悪魔の物語。韓国人気作家の衝撃的作品。
塔 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「あの悪魔はぼくの父親なんかではない。そのことをはっきりさせなくては」光州の女子中学校の教師、全鍾九は思った。悪魔とは、朝鮮動乱時に犯した罪の深さにおののきながら、離島で石を積んで犠牲者供養の塔を作りつづける全鎮満のことだった。鍾九は島に渡る。一方、鍾九の従妹秀蓮と男友達の奇聖春も島をめざす。新進作家の聖春には、全氏一族の過去を探って小説にしようという目論見があった。実際、それは数奇な過去だった。深い闇に包まれた、全氏の人々がたどった道程とは…
ルバイヤート (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
過去を思わず未来を怖れず,ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し,生きることの嗟嘆や懐疑,苦悶,望み,憧れを,平明な言葉と流麗な文体で歌う.11世紀ペルシアの科学者オマル・ハイヤームの4行詩.
内容(「BOOK」データベースより)
過去を思わず未来を怖れず、ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し、生きることの嗟嘆や懐疑、苦悶、望み、憧れを、平明な言葉・流麗な文体で歌った四行詩の数々。十一世紀ペルシアの科学者、オマル・ハイヤームのこれらの詩は、形式の簡潔な美しさと内容の豊かさから、ペルシア詩の最も美しい作品として広く愛読されている。
金素雲『朝鮮詩集』の世界―祖国喪失者の詩心 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
1910年の日韓併合以来の不幸な状況下で来日した金素雲は、朝鮮古来の民謡や童謡を日本語訳することで、日本文壇へのデビューを飾った。それによって日本の文人たちの支持を得た彼の活動は、韓国近現代詩の日本語訳へと向かう。本書は、近代文芸の一ジャンルとして確固たる位置を獲得した二十世紀前半の韓国新体詩を日本人に紹介した金の仕事を再評価し、文化交流とはなにかを考えるものである。
民話で知る韓国 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
古くから伝えられてきた民話には、その土地に住む人々の生活や習慣が脈々と息づいている。また民話は、私たちの祖先の生活や願いが組み込まれた民族の伝統の宝庫であり、かけがえのない古典なのだ。収載されている民話28編。
内容(「MARC」データベースより)
韓国ドラマや映画の物語の背景には「民話」があった! 幼少時代を韓国南部の田舎で過ごし、現在、福島県の農村で暮らす著者が、韓国民話28編を日本の民話と対比させながら、日韓の文化の違いや共通点を考察していく。