孤独な愛の風景―1950年代のインドネシア文学から (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
独立を果たした希望の1950年代は、また同時に変わらぬ貧困と政治的対立への悲嘆の時代でもあった。この時代を生きた若者たちの愛と夢と孤独を描く。
ビルマ文学史 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
パガン王朝からコンバウン王朝に至るおよそ800年間に書かれたビルマ語文学作品とその作者を年代順に取りあげ、豊富な引用と評価を交えて解説した名著の本邦初紹介。
中編小説 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
隣国の人々の日常が「既視感」のパノラマとなって明滅する、珠玉の作品群。
朝鮮の詩ごころ―「時調(シジョ)」の世界 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「時調」は朝鮮個有の定型詩。高麗王朝末期の12、3世紀に生まれ、今日まで八百年の歳月を受けつがれてきた。本書で著者は、詩の背後に秘められた数奇な人物群像を語りつつ、民族のアイデンティティを明確に描き出す。民族の詩歌を知ることが、とりもなおさずその国民性を知り魂を理解する捷路であるなら、本書は、近くて遠い隣国の人々の価値観・人生観を理解するうえでの最適の書である。
著者紹介
【尹学準】
1932年朝鮮・慶尚北道生まれ。1953年渡日。1958年法政大学文学部卒。都立大学、法政大学講師を経て、現在早稲田大学語学教育研究所講師。著書に『オンドル夜話』(中公新書)など。
【田中明】
1926年愛知県生まれ。1952年東京大学文学部卒。朝日新聞記者を経て、現在、拓殖大学教授。著書に『韓国の「民族」と「反日」』など。
韓国文学はどこから来たのか (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
韓国文学の起源、韓国文学の普遍性と特殊性、韓国人の文化的自我について、膨大な量の外国の文学作品や文学理論を縦横無尽に駆使・引用して、さまざまな角度から論じる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
李 在銑
国文学者・評論家。1936年、韓国慶尚北道、義成に生まれる。ソウル大学校文理科大学国語国文学科及び同大学院を修了(文学博士)。嶺南大学校教授、ハーバード大学客員教授、西江大学校教授を経て西江大学校名誉教授。代表的な著書に『韓国現代小説史:1900~1945』(1978)(韓国出版文化賞著作賞)、『韓国文学主題論』(1989)(大韓民国文学賞受賞)など
丁 貴連
1960年、ソウル生まれ。筑波大学大学院文芸言語研究科博士課程修了、博士(文学)取得専攻、比較文学・日本文学・韓国文学。宇都宮大学国際学部助教授
筒井 真樹子
1957年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。韓国、延世大学校韓国語学堂卒業。東京外国語大学大学院朝鮮語科修士課程修了。宇都宮大学、神奈川大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
四人の托鉢僧(ダルヴェーシュ)の物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀初頭、デリーの学者ミール・アンマンがペルシア語から翻訳したウルドゥー文学の白眉。1947年刊の蒲生礼一氏の流麗な訳に、現代までの研究の進展をふまえた解説を付す。四人の托鉢僧と一人の王が語る恋と冒険と大旅行を含む波瀾に満たち伝奇小説。
闘牛師 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「独立闘争の勇士」ママットは冷徹な勝負師に転身させたものは何か?親友の非業の死。復讐を誓う男の闘いのドラマの幕は、今上がった。
東より日出ずるが如く〈中〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
第2次世界大戦前夜のビルマ、高まる独立闘争のうねりの中、悩み、模索しながら、やがて抗日闘争に決起する青年の恋と青春の軌跡を壮大なスケールで描いた長編。(全3巻)
中国・アジア・アフリカ/集英社ギャラリー「世界の文学」〈20〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
鮮烈で無限のパワーを秘める文学の新しい領土
朝鮮短編集(金東仁) 「明文」ほか(安 宇植・訳)/魯迅 「狂人日記」「阿Q正伝」ほか(駒田信二・訳)/巴金 「憩園」(立間祥介・訳) 「寒い夜」(立間祥介・訳)/茅盾 「子夜」(松井博光・訳)/J・M・クッツエー(南アフリカ)「夷狄を待ちながら」(土岐恒二・訳)/R・K・ナーラーヤン(インド) 「マルグディに来た虎」(袖山榮眞・訳)/Y・イドリース(エジプト) 「黒い警官」ほか(奴田原睦明・訳)/マハフーズ(エジプト) 「花婿」ほか(高野晶弘・訳)
内容(「BOOK」データベースより)
未知なる物語。土と空と人がきらめく躍動の文学。
ガラスの番人―韓国女性作家短編集 1925~1988年 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
様々な立場の女性主人公たちの苦悩や愛を描いた、韓国女性作家の中・短編小説アンソロジー。植民地時代、祖国解放、そして現在までの作品によって、儒教的伝統が強固な韓国で生きる女性の姿と内面をリアルに描く。付録1「アイゴー、セーサンエ……:私の垣間みた儒教社会の中の女たち」小園弥生/付録2「韓国女性文学の歩み:女性解放運動の視点より」市場淳子 【収録作家】朴花城/姜敬愛/崔美娜/金芝娟/朴婉緒/金香淑/金仁淑/李子/李惠淑
内容(「BOOK」データベースより)
植民地時代から祖国の解放、そして高度経済成長期という異なる時代を背負った女性たちの等身大の姿を描いた、韓国女性作家による十編の作品集。